
小浜城は、若狭湾に面した場所に建てられた水城で、江戸時代には小浜藩の本拠だった場所です。
遺構はあまり残っておりませんが、本丸跡には石垣が残っており、また敷地内には明治8年に旧藩臣の方々が建てた小浜神社が建っており、地元の方々に大切にされてるお城なんだなと感じました。
小浜駅前の観光案内所で御城印を購入した際に少しお話を伺うと、「位置は関西だけど関東が中に入ってるお城」と教えていただきました
最初は???だったのですが、小浜藩主だった酒井家が埼玉県の川越から小浜に移ってきたという背景に納得しました。
🚙小浜城の駐車場・アクセス
小浜城を車で訪問される方は、小浜神社の駐車場を利用します。
小浜神社の駐車場は、2ヶ所ありますが数に限りがあるためご注意ください。
小浜駅から徒歩でも行けるの(徒歩約20分)と、レンタサイクルもあるのでそちらも併せて利用するのもいいと思います!
小浜城の位置はこちらから👇
小浜城の歴史
- 1600年 関ヶ原の戦いの功績により、京極高次が若狭一国の領主となる
- 1601年 京極高次、後瀬山城を廃城し小浜城の築城を開始
- 1634年 忠高の長男京極忠高、出雲松江に移封。代わって武蔵川越の酒井忠勝が初代藩主となる
- 1636年 三重三階の天守が完成
- 1871年 小浜県庁大阪鎮台分営の改築工事の時、二の丸櫓か出火し大部分を焼失
- 1873年 廃城令が出される
- 1874年 天守が解体
- 1875年 酒井忠勝を祭神とする小浜神社を本丸跡地に創建
滋賀県大津を治めていた京極高次は、最初は西軍側に属していたが東軍側に西軍の情報を流していました。関ケ原の戦いの前に居城の大津城に戻り籠城し、西軍(毛利秀元や立花宗茂など)と戦いますが徐々に攻め込まれ関ケ原の戦い当日に降伏開城します。
関ケ原の戦いが当日に東軍の勝利で終了すると、降伏開城したものの結果的に西軍を足止めしたとして若狭一国を与えられました。
後瀬山城に入りますが廃城し、小浜に新たに城を築きました。
その後高次の長男忠高が出雲松江に移封されると、武蔵川越から酒井忠勝が入り初代藩主になります。
忠勝から明治時代で廃藩置県を迎えるまで260年間小浜藩は代々酒井家が治めました。
酒井家の功績があったからこそ、旧藩臣の方々は初代藩主酒井忠勝を祀るために本丸があった場所に神社を建てたのではないでしょうか。
そして、今もなお城下町の面影が残る素晴らしい場所になっていると感じます。
※後瀬山城については別の投稿で分かりやすく解説していますのでぜひそちらもご覧ください。
⛩小浜神社(御朱印)

ご祭神 酒井忠勝公
酒井忠勝は、家康・秀忠・家光の三代に渡って仕え、老中や大老を歴任しました。
明治8年(1875)、旧藩臣の方々によって本丸跡に建てられました。
御朱印は本殿の賽銭箱の横に書置きがおいてあるので、購入される方は料金を賽銭箱にいれてください(1枚 300円)。
御朱印には、酒井家の家紋である「丸に剣片喰」が描かれています。
👀小浜城の見どころ

小浜城は北川・南川を天然の堀とし、背に小浜湾を配した全国屈指の水城として知られています。
天守閣の高さ約29m、石垣の高さ約11m、城地の総面積62,492㎡、本丸の面積10,347㎡ありました。
三重三階の天守があり、その前には小天守が建っていましたが、明治の廃藩置県のあと小浜県大阪鎮台分営建設の工事中に二の丸櫓から出火し、お城の大部分を焼失してしまいました。
現在は石垣だけが残っており、当時の面影を想像しながら石垣を見るのもいいと思います。
また、天守台にも登れますので天守台からの景色も見ていただければと思います。


訪問した当日は曇りでしたが、晴れていれば小浜湾や周りを囲む山々がもっときれいに見えるんだろうなとおもいました。
📜小浜城の御城印(デザイン・購入場所)

今回購入した御城印は、小浜神社創建150周年記念の特別版です。
上部には金色で酒井家の家紋である「丸に剣片喰」が描かれ、背景には小浜の代表的な景色、八景を描いた「雲浜八景絵巻物」にある小浜城が使われています。(限定版は1枚500円)
こちらの御城印は、数量限定のため購入の際に販売が終了している可能性があります
小浜城の御城印の販売場所は、山川登美子記念館ですが現在臨時休館中のため小浜駅前にある若狭おばま観光案内所で購入できます。
若狭おばま観光案内所
開館時間:9:00~18:00(冬期は17:00まで)
休刊日:年末年始
若狭おばま観光案内所では、後瀬山城の御城印や小浜八ケ寺巡りの印譜も販売してるので訪問される予定のある方はまとめて購入されることをおすすめします。
小浜城を訪問してみて
小浜城を訪問してみて、冒頭でも書きましたが地元の方に愛されてる場所だなと思いました。
今回は訪問しませんでしたが、小浜西組(重要伝統的建造物群保存地区)など江戸時代の城下町の面影が残った素敵な場所がたくさんあります。
これは、地元の方が愛しそして代々守ってきたからこそ今でも残っているのだと思います。
ぜひ、ゆっくり時間を気にせず過ごしていただきたいです!


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